ぶっちゃけ、どちらを選んでも失敗ではありません。互いに素晴らしいサービスです。
本記事ではAudible(オーディブル)とaudiobook.jpの「聴き放題プラン」を細かく比較しつつ、どっちがあなたに向いているかお手伝いします。
今すぐ結論を知りたい方は第3章をご覧ください。
- audiobook.jpはこちら audiobook.jp
- Audibleはこちら Audible
▶僕はAudible(オーディブル)選びました。Audibleのことなら結構詳しいですよ。無料体験、評判、使い方、解約まで、「Audibleの使い方!料金、特典、評判、おすすめオーディオブックまとめ」でまとめているので是非。
オーディオブックとは
オーディオブックとは、聴くだけで読書できる音声サービスです。
文字(活字)はありません。
つまり、読まなくていいのです。
アプリで再生すれば、プロのナレーターさんが本のジャンルにあわせて抑揚のある朗読をしてくれます。
特に小説の朗読は圧巻ですよ。
オーディオブックのメリット
- 疲れない
- いつでもどこでも読書できる
- 時間の有効活用
▶疲れない
オーディオブックは疲れません。
文字を追う目、本を持ちページをめくる手、前傾する首、あとは肩、背中の張り。
全く疲れません。
なぜなら使うのは耳だけだからです。
▶いつでもどこでも読書できる
空き時間にふらっと立ち寄るTSUTAYAでの立ち読み。あの時間めっちゃ楽しくないですか?
オーディオブックならいつでもどこでもあの楽しさを味わえちゃいます。
▶時間の有効活用
オーディオブックは時間を使わないし、無駄にしません。
例えば、車の運転中に本を読むのは絶対に不可能ですが、オーディオブックなら可能です。
無駄に感じていた時間を有効活用できます。
Audibleならドライブモードが使えてより安全に操作することができます。
だから読書が続くんだよな。
YouTube、オーディオブック、Voicyとかで「スキマ時間の耳インプット」をしてる人はかなり自信もっていいかなと。
— 迫 佑樹@人生攻略ロードマップ著者 (@yuki_99_s) 2022年4月23日
・周囲より有効に時間を使えている
・学びの重要性を理解して行動してる
アウトプットしつつ、3年とか継続したら周りとは圧倒的な差がついてることは間違いないです。
では、オーディオブックサービスで最大手の2社「audiobook.jp」と「Audible」を紹介します。
audiobook.jp

運営会社 | 株式会社オトバンク ( OTOBANK Inc. ) |
サービス開始 | 2007年 |
聴き放題プラン | 月額¥880で1万タイトル以上聴き放題 |
無料体験 | 14日間 |
アプリ | ○ |
対応端末 | スマホ、タブレット、PC |
日本一のオーディオブック。(※日本マーケティングリサーチ機構2021年11月調べ。日本語オーディオブック書籍ラインナップ数調査)
聴き放題プランが導入されたのは2018年3月。
当初30万人だった会員数は2021年6月に200万人を突破。(参考:PR TIMES)
Audible

運営会社 | アマゾン ジャパン合同会社(Audible, Inc. ) |
サービス開始 | 2015年 |
聴き放題プラン | 月額¥1,500で12万タイトル以上聴き放題 |
無料体験 | 30日間 |
アプリ | ○ |
対応端末 | スマホ、タブレット、PC |
Audibleは「Amazon」の傘下で、日本でのサービスがスタートしたのは2015年です。
現在は世界10カ国(アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、日本、イタリア、カナダ、インドなど)でオーディオブックサービスを展開中。
なお、2022年1月、コイン制から聴き放題制にシステム変更しました。
Audibleは世界的オーディオブックサービスです。
audiobook.jpとAudibleを比較
では、この章でaudiobook.jpとAudibleを比較していきます。
比較するのは「聴き放題プラン」です。
audiobook.jpには月額会員プラン(¥550~)とチケットプラン(¥1,500、¥2,900)が用意されています。audiobook.jp
【比較項目】
- 料金
- 無料体験
- 支払方法
- 聴き放題タイトル数
- 単品購入
- ジャンル
- ナレーター
- ポッドキャスト
- アプリ機能
- 口コミ
料金、無料体験、支払方法を比較
Audible | audiobook.jp | |
料金(税込) | ¥1,500 | ¥880(年額¥7,500) |
無料体験 | 30日間 | 14日間 |
支払方法 | クレジットカード、デビットカード | クレジットカード、キャリア決済(ドコモ、au、SB) |
※audiobook.jpは聴き放題プランの他に月額プラン(¥550~)あり。月額プランを見る→audiobook.jp
料金はAudibleよりもaudiobook.jpの方が620円安い。
支払方法は、クレジットカードのみのAudibleよりキャリア決済が利用できるaudiobook.jpの方が選択肢が多い。
無料期間はAudibleの30日の方が色々試せていいでしょう。
Audibleはクレジットカード一択かよ⁉
聴き放題タイトル数とジャンルを比較
Audible | audiobook.jp | |
取扱タイトル数 | 40万タイトル | 不明 |
聴き放題タイトル数 | 12万タイトル(日本語タイトル1万以上) | 1万以上 |
ジャンル | ビジネス、自己啓発、語学学習など26カテゴリー | ビジネス、自己啓発、教養など10ジャンル |
タイトル数は数字的にはAudibleが圧倒的に多いですが、実は日本語タイトルに絞ると互角なんです。
Audibleに限らずAmazonのサービス(米企業のため)は洋書が多いですね。
単品購入
本記事では「聴き放題プラン」を比較していますが、聴き放題対象外のタイトルは購入できます。
両者ともに、購入したタイトルは解約後も聴くことができ、熟読して理解を深めたいときにおすすめですね。
【購入方法】
Audible | audiobook.jp | |
単品購入 | 会員は30%オフ | ポイントまたはコインで購入 |
※audiobook.jpはポイントで購入できる「月額会員プラン」がおすすめ。
「嫌われる勇気」を例に、購入方法をシミュレーションしてみます。
Audibleの単品購入
Audibleでは「嫌われる勇気」の非会員価格が¥3,000。会員は¥2,100で購入できます。
シンプルでわかりやすい。
audiobook.jpの単品購入
対するaudiobook.jpは非会員価格が¥1,650。「月額会員プラン」に登録するとポイントを使って購入できます。
月額会員プランは7つ。
月額(税込) | |
¥550 | 610ポイント |
¥1,100 | 1,220ポイント |
¥2,200 | 2,450ポイント |
¥5,500 | 6,500ポイント |
¥11,000 | 13,450ポイント |
¥22,000 | 28,000ポイント |
¥33,000 | 42,000ポイント |
「嫌われる勇気¥1,650」を購入するには¥2,200の月額会員プランに登録し、そのうち1,650ポイントを使って購入します。
なんか難しくね?
単品購入のわかりやすさはAudible。本の単品価格が安いのはaudiobook.jp。
ナレーター
有名人のナレーターを5人比較
Audible | audiobook.jp |
松坂桃李 | 神谷浩史 |
松嶋菜々子 | 堤真一 |
宮沢りえ | 下野紘 |
高橋一生 | |
花澤香菜 |
有名人のナレーターはAudibleの方が多くて、ここは圧倒的に優勢。audiobook.jpは探すのが難しいくらい有名人ナレーターは少ないですね。
ナレーターの豪華さで選ぶならAudibleですよ。
ポッドキャスト
Podcast(ポッドキャスト)とは、インターネットラジオ。
Audible | audiobook.jp | |
ポッドキャスト | 聴き放題(会費に含まれる) | 別料金 |
Audibleはオーディオブック聴き放題プラン¥1,500でポッドキャストも聴けます。一方のaudiobook.jpは別途料金が必要になります。(参考:audiobook.jp|ポッドキャスト)
学び続けるのも良いのですが、たまにはポッドキャストでちょっとひと息できる。
たしかに。たまには娯楽的な音声聴きたいわ。。
Audibleは追加料金なしだから安心です。
アプリ機能
Audible | audiobook.jp | |
早送り巻戻し | 30秒 | 10秒 |
再生速度調整 | 0.5~3.5倍 | 0.5~4.0倍 |
ブックマーク | ○ | ○ |
ドライブモード | ○ | × |
スリープタイマー | ○ | ○ |
オフライン再生 | ○ | ○ |
ストリーミング再生 | ○ | × |
サンプル再生 | ○ | ○ |
アプリの機能面はドライブモードやストリーミング再生が使えるAudibleがやや優る。
※運転中のアプリ操作は信号待ちなど、停車しているときのみ。(参考:道路交通法、第七十一条(運転者の遵守事項)五の五)
▶Audibleアプリの使い方なら
口コミを比較
気になる口コミを比較してみました。
App Storeからアプリのレビューを参考にしています。
Audible
【良い口コミ】
- 読書の時間が圧倒的に増えた
- 新しい選択肢が増え、時間の有効活用に役立つ
- オーディオブックの小説は間違いなく面白かった
【辛口な口コミ】
- ライブラリーが増えると重くなる
- 無料体験後、翌月勝手に請求された
- 料金が高すぎる
たしかに、Audibleアプリのライブラリーを増やしすぎると重い。
「ライブラリー削除する方法」を参考にしよう。
あと、Audibleは無料体験後、自動更新します。無料体験のみ利用したい方は「退会手続き」を確実行いましょう。→「退会(解約)方法」
audiobook.jp
【良い口コミ】
- 語学学習に最適
- 料金を気にせず聴ける
- 本が身近になった
【辛口な口コミ】
- オンライン再生ができない
- 毎日メール(退会しても)が届きうざい
- アプリが落ちる
あと、「毎回ログインしないといけない。」、「Amazonのオーディオブックの方がいい。」など辛口レビューが目立ちました。
口コミでは総体的にAudibleの方が高評価でした。
▶別記事でAudibleユーザーの声をまとめています。
オーディオブックの選び方(結論)
本記事の結論です。
料金やアプリ機能より、聴きたいタイトルがある方を選ぶのが正解でしょう。
例えば、メンタリストDaiGoの著書を聴きたい方はAudibleを選ぶべきです。
なぜなら、audiobook.jpでは「自分を操り、不安をなくす 究極のマインドフルネス」ほか6冊のみ聴き放題対象なのに対し、Audibleでは「ストレスを操るメンタル強化術」ほか21冊が聴き放題対象となっているからです。
DaiGo氏の良書を攻めたい方はAudibleがおすすめです。
まとめ
繰り返しになりますが、どちらを選んだとしてもサービスは素晴らしく、けして失敗ではありません。
アプリの機能面、ナレーターの豪華さ、ポッドキャスト聴き放題など、総合的にみるとAudibleの方が強い。
料金 | audiobook.jpが安い |
無料体験 | Audibleの勝ち |
支払方法 | audiobook.jpの勝ち |
聴き放題タイトル数 | Audibleの勝ち |
単品購入 | Audibleの勝ち |
ジャンル | Audibleの勝ち |
ナレーター | Audibleの勝ち |
ポッドキャスト | Audibleの勝ち |
アプリ機能 | 互角 |
口コミ | 互角 |
総合力 | Audible |
あとは、「課金せず聴きたい本があるか」が選ぶポイントです。
いくら安くても聴きたい本がなければ無意味ですから。
はじめてのオーディオブックならAudibleが無難でおすすめだよ。
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両方試して、片方だけ解約するのも手です。
▶Audibleの解約ならこちらの記事で。
audiobook.jpの月額会員プラン(¥550~)とチケットプラン(¥1,500、¥2,900)を見てみる。audiobook.jp