「Kindle Unlimitedは読める本が少ない」
などと言われたりしていますが、これって本当なのでしょうか?
200万冊が読み放題なのに少ないって謎だよね。
本記事では、Kindle Unlimitedは読める本が少ないと言われる理由を3つに絞ってまとめてみました。各所の評判、口コミを調査したり、周囲の人に聞き込みしたりして得た結果なので、Kindle Unlimitedに登録するかどうか迷っている方は是非参考にしてみてください。
Kindle Unlimitedは読める本が少ないと言われる3つの理由
では、Kindle Unlimitedは読める本が少ないと言われる3つの理由を解説していきます。
- 新刊が少ない
- 雑誌、週刊誌が少ない
- 読める漫画が限定されている
新刊が少ない
Kindle Unlimitedは、新刊の数が少ないです。この問題は、サービス利用者からしばしば指摘されています。
これにはいくつかの理由があります。
例えば、出版社が最新のベストセラーを提供することに消極的であることが挙げられます。一括料金式のサービスでは、販売単位での収益が見込めないため、新作をいきなりUnlimitedに登録することは経済的に魅力が薄い場合があるのです。
逆に、固定の読者層が確立している既刊や、市場での注目度が落ち着いた作品がKindle Unlimitedのラインナップの中心となりやすい。
毎月固定費980円を払う読者は、見返り(最新の作品)を求めるよね。そこに、不満が募る人もいるのよ。
新刊を読みたい場合の解決策は、個別に購入するしかありません。または、読みたい新刊がKindle Unlimitedで利用可能になっているか、こまめにチェックするのも一つの手です。
いずれにせよ、Kindle Unlimitedを利用する際には、新刊が少ないことを踏まえた上で、サービスを楽しむことを考えた方が良いです。新刊にこだわらずに様々な作家の作品を楽しむ機会として考える方が、ストレスフリーで幸せだと思います。
どんな本が読めるのか気になる方は、次の2記事をご覧ください。
雑誌、週刊誌が少ない
Kindle Unlimitedは雑誌、週刊誌も少ないです。
読者の中には、ニュースやトレンド、ファッション、ビジネス情報など、幅広い情報を求める方も多いでしょう。雑誌や週刊誌はそれらの最新情報を提供する重要なメディアであり、リアルタイム性や専門性の面では書籍とは異なる役割を担っています。
Kindle Unlimitedは、このようなニーズに応えきれていないです。
新刊同様、Amazonはラインナップの拡充を図ってはいるものの、現時点では読者の希望に完全に応えることは難しいと言えます。
雑誌や週刊誌に関しては、他のプラットフォームを併用するのがベストです。
楽天マガジンなら、雑誌、週刊誌が1,200誌読み放題で利用できるのでおすすめできます。
2221blog.com
読める漫画が限定されている
Kindle Unlimitedは、全ての漫画が読み放題ではないという点に注意が必要です。
読む放題対象の漫画は、出版社や作家との契約により選定されており、ラインナップは定期的に更新されるため、一部の人気作や話題の新作は対象外となることも少なくありません。
例えば、1~3巻までは読み放題だがそれ以降は対象外であることが多いです。この場合、続きが読みたい気持ちが強くなっているため、やむを得ず別途出費し購入することを強いられます。
というわけで、漫画好きな方でKindle Unlimitedが物足りない方は、他のプラットフォームを利用する方が良いかもです。
▶ サブスクリプションよりも、1冊1冊読みたい本を買う方がいい人の特徴を別記事でまとめました。Kindle Unlimitedをおすすめしない理由も書いていますよ。
yamamichi1.hatenablog.com
逆にKindle Unlimitedで読める本が多いと感じられる人の特徴
Kindle Unlimitedを利用して「読める本が多い」と感じる人の特徴は、幅広いジャンルに関心を持っていることが多いです。
このサービスは大量の書籍を月額料金で読み放題としていますが、前節で記述した通り、その中にはベストセラーや話題の新刊といった一部の人気書籍は含まれていない場合があります。
そこで、特定のベストセラーに興味が限定されるのではなく、文学、ノンフィクション、ビジネス書、自己啓発、ファンタジーなど、さまざまなジャンルに好奇心を持つ読者は、Kindle Unlimitedの利点を感じやすいでしょう。
また、多くの本を短期間で読む速読家や、読書を日常の一部とするライフスタイルを送る人々にとっても、Kindle Unlimitedの読み放題は魅力的です。定額で多数の本にアクセスできるため、経済的な負担を減らしつつ、読書習慣を支えることができます。
さらには、新しい作者やジャンルに気軽にトライする冒険心を持つ人にも適しています。未知の作品に出会う機会が増えるため、普段は手に取らないような本から新たな発見を得ることができるでしょう。
結論として、Kindle Unlimitedで「読める本が多い」と実感する人は、多ジャンルへの関心、読書量の多さ、冒険心を持ち合わせている人です。また、これまで読書を楽しめなかった人にとっては全てが新鮮で、今までにないモチベーションが生まれるでしょう。
Kindle Unlimitedとは
Kindle Unlimitedとは、Amazonの電子書籍読み放題サービスのことです。
Amazonの電子書籍のことを「Kindle本」と呼びますが、そのKindle本が読み放題となります。
またKindle本専用端末が「Kindle」です。
詳しく見ていきましょう。
- Kindle Unlimitedの料金プランは2つ
- 読み放題で読める本は200万冊
- Kindle Unlimitedは30日間無料体験できる
- お得なキャンペーンも
Kindle Unlimitedの料金プランは2つ
Kindle Unlimitedの料金プランは2つあり、一つは月額980円の月額プランと年払いができる年額プランがあります。
ただし、多くの人には月額プランしか表示されないはずです。なぜなら、年額プランとは表示された方のみが登録できる特別なプランだからです。詳しくは別記事で解説。
yamamichi1.hatenablog.com
Kindle Unlimited | |
月額料金 | 980円(税込) |
※年額料金 | ※9480円(税込) |
読み放題冊数 | 200万冊(和書12万冊、洋書120万冊含む) |
対応端末 | PC・タブレット・スマホ・Kindle端末 |
端末保存 | 20冊まで |
対象者 | Amazon会員 |
無料期間 | 30日間 |
※年額プランは、特定の方へ向けた特別なプランで、対象者は不明です。
▶Kindle Unlimitedの支払い方法はこちらの記事で確認できます。
読み放題で読める本は200万冊
Kindle Unlimitedで読める本は200万冊です。
下表の通り、多種多様なジャンルの本がそれぞれ数万冊単位でラインナップされているので、幅広い層の方が楽しめるサブスクリプションとなっています。
ジャンル | 冊数 |
---|---|
文学・評論(小説など) | 50,000冊以上 |
漫画 | 50,000冊以上 |
雑誌 | 20,000冊以上 |
ビジネス・経済 | 50,000冊以上 |
コンピュータ・IT | 10,000冊以上 |
エンターテイメント | 9,000冊以上 |
歴史・地理 | 20,000冊以上 |
社会・政治 | 30,000冊以上 |
資格・検定・就職 | 3,000冊以上 |
投資・金融・会社経営 | 30,000冊以上 |
医学・薬学 | 7,000冊以上 |
趣味・実用 | 30,000冊以上 |
教育・学参・受験 | 20,000冊以上 |
ライトノベル | 20,000冊以上 |
旅行ガイド・マップ | 10,000冊以上 |
アート・建築・デザイン | 10,000冊以上 |
スポーツ・アウトドア | 10,000冊以上 |
暮らし・健康・子育て | 40,000冊以上 |
絵本・児童書 | 10,000冊以上 |
楽譜・スコア・音楽書 | 1,000冊以上 |
タレント写真集 | 20,000冊以上 |
ノンフィクション | 4,000冊以上 |
これだけ読める本が多いのに、「読める本が少ない」と言われるなんて気の毒だよね。
Kindle Unlimitedは30日間無料体験できる
Kindle Unlimitedは最初の30日間無料体験できます。
無料で試した上で使うかどうかを決められるので、損することがありません。
無料期間内に解約すれば、料金はかからないのでチャレンジしやすいですよね。
お得なキャンペーンも
Kindle Unlimitedでは、通常30日間の無料期間が延長されるお得なキャンペーンも開催されます。
- 2か月99円
- 3か月99円
- 3か月無料
など、非常に魅力的なキャンペーンが、2か月に1度くらいの頻度で行われるので、できるだけ長く試して継続するか決めたい方はキャンペーンからスタートしましょう。
Kindle Unlimitedのキャンペーン対象かどうか確認する
まとめ
Kindle Unlimitedは読める本が少ないと言われる理由をまとめました。
Kindle Unlimitedにおける読める本の量が少ないと指摘される原因には、複数の要因が重なっていることが明らかになりましたね。
一つは出版社の意向によりタイトルが不足している点。また、ユーザーの期待値と実際のコンテンツ量とのギャップ。そして、最新のベストセラーや話題の書籍が少なくて読めない点。
以上のような理由が、利用者のネガティブな口コミに影響を及ぼしています。
でもまぁ、普通に考えて月980円で2冊読めば元が取れるからね。「少ない」と思っちゃうのは欲張りすぎだと思うよ。